カメリアドラゴンズのメンバーがサッカー軌道予測コンペティションで最優秀賞と優秀賞を受賞しました
カメリアドラゴンズの佐藤功規(情報科学部4年)の個人と、大橋玲音 (チームリーダー?情報科学部4年)、坪倉和哉(情報科学研究科博士後期課程2年)、鈴木丈慈(情報科学部4年)のチームが、先日開催されたサッカー軌道予測コンペティションにて、それぞれ最優秀賞と優秀賞を受賞しました。
本コンペティションの課題は、RoboCupサッカー競技中のプレイヤーやボールの移動経路(軌道)の予測です。参加者はRoboCupサッカーシミュレータよって生成された試合データを主催者から提供され、このデータセットを用いて課題を達成するモデルを各自で作成します。主催者は参加者より提出された軌道の予測データを用いて評価スコアを算出し、最もスコアが高い参加者へ最優秀賞、次に高い者へ優秀賞が授与されます。なお、本コンペティションはサッカー軌道予測コンペティション実行委員会が主催し、科学研究費補助金?学術変革領域研究(A)の階層的生物ナビ学が後援しています。
【補足】チーム情報
カメリアドラゴンズ(Camellia Dragons)は、2013年10月に、情報科学部の学生を中心として結成されたAI x ロボティクスプロジェクトチームです。当初は世界規模のロボット競技会であるロボカップ(RoboCup)を中心として活動しており、日本大会ではロボカップサッカー標準プラットフォームリーグで優勝4回、準優勝2回、世界大会では2017年の名古屋大会でロボカップサッカー標準プラットフォームリーグ?チャレンジシールド部門優勝という大きな成果を挙げています。また2020年8月には、第2回人狼知能世界大会(世界45チーム参加)へ初挑戦で決勝進出という快挙も達成しています。現在、チームリーダーの大橋玲音(優秀賞受賞)をはじめとして、最優秀賞受賞の佐藤功規、優秀賞受賞の坪倉和哉、鈴木丈慈の他、21名のメンバー(情報科学研究科、情報科学部)で、ロボカップやゲームAIの大会への挑戦や研究に取り組んでいます。