国際文化研究科Graduate School of International Cultural Studies
将来について
修了後の進路
本研究科の修了者は、多文化共生社会の実現が求められる中、教育?研究機関、官公庁、民間企業、国際関係機関等、国際社会および地域社会の様々な分野で活躍しています。
国内外の大学教員等、研究者をはじめ、中?高等学校教員、大学図書館職員、地方自治体職員、一般企業、外国領事館職員等、多様な人材を輩出しています。
修了生メッセージ
M. I. さん
日本文化専攻博士前期課程2024年度修了
学芸員になることを目標に修士課程へ進学し、歴史地理学を専攻しました。
国際文化研究科では、院生や先生方からたくさんの刺激を受けました。合同ゼミ等で異なる分野の院生と授業を受けることも多く、仲間と切磋琢磨しながら、幅広い知識や多角的な視点を得たことは良い経験です。また、院生と日常的に研究や将来について相談し、一緒に喜んだり悔しがったりできるような日々を送れたことにとても感謝しています。
学外では、他大学の院生と共に、学部生向けの研究発表?交流企画を開催しました。多方面で活躍する仲間との交流は、現在でも私にアイデアや発見を与えてくれています。
研究に取り組むなかで、歴史を学び、伝えることの大切さや難しさを強く感じました。修士論文のフィールドだった北海道で見たもの?得たものは、これから仕事として歴史と関わるなかで自分の芯になると感じています。
修士課程修了後は、地方自治体の学芸員として、博物館での展示や文化財の保存活用に関わっています。大学院で得た知識や考え方、コミュニティは仕事でも非常に役に立っています。ぜひ国際文化研究科で充実した日々を過ごしてほしいと思います。