中国学科Department of Chinese Studies
4年間の学びの流れ - 1年次
中国語の基礎を週6コマの授業でしっかり身につけ、中国語圏の文化、歴史、社会についても学びはじめます。
〈主なカリキュラム〉
- 前期必修科目の中国語 I(基礎)(週6コマ)、後期必修科目 中国語 I(総合)(週2コマ)、中国語 I(会話)(週2コマ)、中国語 I(文法作文)(週2コマ)で、中国語を基礎からみっちり身につけます。
- 基礎演習 I(後期、週1コマ)で大学での勉強のしかた、レポートの書き方などを学びます。
- 他に1?2年科目として研究概論(中国語?言語民族)、研究概論(中国文学?文化)、研究概論(中国歴史?社会)、研究概論(中国政治?経済)があり、2年間にこの4つのうち最低3つ選択して履修します。
- 学部共通基礎科目(言語研究入門、文学?文化研究入門、政治?経済研究入門、歴史?社会研究入門)も最低1つ選択して履修します。
在学生からのメッセージ
R. T. さん
愛知県立豊田西高等学校 2024年度入学
私が中国学科を選んだ理由は、英語以外の言語も学んでみたいと思ったからです。中国学科の一年生は、週に六回の中国語の授業があり、日々中国語漬けの生活を送っています。この授業では主に中国語の基礎とリスニングを行います。授業は、中国語の基礎となる発音から始まります。中国語には四つの声調があるため、最初はとても難しく感じますが、先生方が適切なアドバイスを一人一人に丁寧にしてくださるので、初めて中国語を学ぶ方たちも、心配することなく学び始めることができます。予習や復習など授業についていくことが大変なときもありますが、友達と一緒に教え合うことで、より中国語の理解を深めることができます。また、後期になると会話の授業が始まります。会話の授業では友達や先生と中国語を使って会話をするため、より実践的な内容を学ぶことができます。言語を学ぶことは簡単ではないですが、理解できたときの達成感や、友達と覚えたての中国語で会話をする楽しさを感じることができます。
時間割例
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1限目 | 中国語Ⅱ(会話) | 中国語Ⅱ(総合) | Intercultural Seminars in English | 研究各論(現代日本語文法研究) | |
2限目 | Intercultural Seminars in English | 中国語Ⅱ(文法作文) | 中国語Ⅱ(総合) | ||
3限目 | 研究各論(中国語?言語民族) | 研究各論(東アジア言語文化) | |||
4限目 | 基礎演習Ⅱ(中国語?言語民族) | 中国語Ⅱ(講読) | スポーツ実践演習(ダンス&エクササイズ) | ||
5限目 | 言語研究入門 |
年間スケジュール
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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入学式?前期開講 | 中国語 I(基礎)中間試験 | 前期試験 | 夏休み | 集中講義 | 後期開講 | 大学祭 | 後期試験?後期集中講義 | 春休み |
授業内容の概要
中国語 I(基礎)週に6コマの集中コースで中国語の基礎を身につける!
週6回の授業は一セットとして6単位認定します。授業は複数教員によるチームティーチングにより運営し、発音?常用表現?文法?初歩的コミュニケーションの総合的能力を養います。
6コマのうち4コマは「読む?書く?聴く?話す」の四能力の養成を目指す「総合レッスン」、2コマは「聴く?話す」能力の養成を目指すレッスンとなります。二つの授業は別々の教科書を使用します。
「総合レッスン」のほうは、5月末~6月初旬に中間テストを、7月末に期末テストを行うので、毎日予習復習が必要です。とくに最初のうちは中国語の発音を覚えること、そのあとはとにかく、小学生のときにノートに漢字の練習をしたり、中学生のときに英単語をノートに何度も書いたりして覚えたのとおなじように、ノートに中国語をピンイン(中国語の発音を表すローマ字)で何回も書いて覚えることが求められます。
中国研究概論:中国語、中国文学?文化、中国歴史?社会、中国政治?経済、東アジア社会の5分野の概論
1?2年生向けの、専門基礎科目の一つです。中国語研究の第1歩で、5つの分野に分かれて、中国をいろいろな面から学びます。中国研究は、中国語と並んで中国学科の学修の柱の一つです。概論から中国研究を始め、2年生からの研究各論、3年生からの研究演習へと進んでいき、4年次の卒論につなげます。
基礎演習 I:大学でいろいろな授業を受けるのに必要な情報検索、レポート作成などのスキルを身に付ける。
大学で学ぶ際に必要な情報検索、レポート作成、発表などのスキルを身につけるための実践的な授業。必修です。