中国学科Department of Chinese Studies
4年間の学びの流れ - 2年次
週5コマの中国語 IIで中国語の能力を更に高めます。翻訳?通訳コースは後期から特別クラスで中国語のブラッシュアップを図ります。研究各論で言語、文学、文化、歴史、社会、政治、経済についても専門的に学びます。
〈主なカリキュラム〉
- 通年科目の中国語 II(総合)(週2コマ)、中国語 II(講読)(週1コマ)、中国語 II(文法作文)(週1コマ)、中国語 II(会話)(週1コマ)で中国語の力を更に高めていきます。
- 東アジア言語で台湾語、上海語など中国語の方言を学ぶことができます。
- 後期からはビジネス中国語、観光中国語、医療?福祉中国語も履修できます。
- 基礎演習 II(前期1コマ)では、1年次の基礎演習Iに続いて、ゼミでの文献の読み方、発表のしかたなどを学びます。
- 1?2年科目の研究概論のほかに、研究各論科目も履修できるようになります。様々な分野について専門的に学ぶことができます。
- 学部共通各論も4単位必修になっています。
在学生からのメッセージ
M. I. さん
愛知県立安城東高等学校出身 2023年度入学
外国語学部というと言語を学ぶということに焦点がいきがちですが、愛知県立大学では文化?経済?歴史など言葉だけではなく様々な専門的分野を学ぶことができます。二年生では必修である中国語の授業が週5回あり、ほとんど毎日中国語に触れることができる所がよい所だと思います。必修の授業では一年生と比べて文章量や一回一回の進出単語が格段と増え、その分日々の予習復習が大変です。しかし、今まで分からなかった中国語を街中で見かけて意味が分かった時や自分の中国語が海外の方に伝わった時にとても達成感を感じることができ、自分のモチベーションに繋がっています。教えてくださる先生方も質問をすると親身に教えてくださります。
また愛知県立大学にはiCoToBaという留学生と交流ができるスペースや留学ついて相談できる留学相談室などがあり、語学を学ぶための環境が十分に整っていて魅力的だと思います。
時間割例
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1限目 | 英語IA(外)c | 研究概論(中国政治?経済) | |||
2限目 | 中国語Ⅰ(基礎) | 中国語Ⅰ(基礎) | 中国語Ⅰ(基礎) | 英語IB(外) | 中国語Ⅰ(基礎) |
3限目 | 中国語Ⅰ(基礎) | 研究概論(中国語?言語民族) | 多文化社会への招待 | ||
4限目 | スポーツ実践演習(エアロビクス) | 中国語Ⅰ(基礎) | 地球の科学 | ||
5限目 | 比較文化研究入門 |
年間スケジュール
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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前期開講 | 前期試験 | 夏休み | 集中講義 | 後期開講 | 大学祭 | 後期試験?後期集中講義 | 春休み |
授業内容の概要
中国語 II(総合)、中国語 II(講読)、中国語 II(文法作文)、中国語 II(会話)
中国語 II(総合)は週に2コマ、そして中国語 II(講読)、中国語 II(文法作文)、中国語 II(会話)が週に1コマずつ、合計5コマの授業です。「総合」では初級基礎クラスを修了した者を対象に、中級レベルの「読む」「書く」「話す」の総合的なレッスンを行い、中国語の力を高めます。教科書に沿って、語彙?文法事項?本文の説明、練習問題などを週2コマしっかりやります。「講読」では文学作品、新聞雑誌記事などいろいろな分野の文章を読む練習をします。「文法作文」では教員が文法の説明をし、それに基づいて学生が作文をします。教員はその作文の添削をおこないます。「会話」は関連の言葉?文型?表現方法を解説し、学生たちに社会背景を理解させたのちに視聴覚教材や小グループ活動等の方法を用い、「聞く?話す」の表現方法を身につける訓練を重点的におこないます。
観光中国語
この授業を通して、すでに習得した中国語の語句や文型、言い回しや文法事項を使って、身近なことから(たとえば、大学の施設や万博記念公園、住んでいる町や名所旧跡等々)紹介の仕方やポイント、決り文句を覚え、実践することによって、教科書で習った中国語を実際に役に立つ実用的な道具として身につけることを目標とします。教室で習った言葉は実際に使ってみてはじめて身につけられるので、観光中国語の一番のポイントは実践です。時には教室で準備し、時には現場で実践し、最後に各自の観光プランにまとめて発表する授業に仕上げていきます。
研究各論:中国研究を深める
1年生の概論に続いて、中国研究を深める科目です。中国語、言語民族、東アジア言語文化、東アジア社会、中国文学、中国文化、中国社会、中国歴史、中国政治、中国経済の分野で、各論が開かれます。